淀川でボート釣り
【コンディション】
天候…雨のち晴れ
水温…15・0±0.3℃(LOWRANCE HDS-5Gen2測定値)
気温…最高15.4℃(15:10) 最低10.9℃(8:00) *気象庁発表(大阪)
最大瞬間風速…北東3.7(9:30)→北北東 1.4(13:00)→(16:00) 最高値→東南東 1.7(12:10) *気象庁発表(大阪)
水質…★☆☆☆
★★★★・・・激濁り
★★★☆・・・濁り強
★★☆☆・・・濁り中
★☆☆☆・・・濁り弱
☆☆☆☆・・・クリア
流れ(豊里付近)…★☆☆☆…
★★★★…濁流
★★★☆…結構な流れ
★★☆☆…そこそこの流れ
★☆☆☆…少しの流れ
☆☆☆☆…ほとんど流れていない
【釣行時間】
10:30〜16:00
【移動範囲】
下流域…柴島浄水場取水塔付近
上流域…鳥飼大橋
【釣果】
水揚げ数(サイズ)…2尾 42・52cm
同船者 I.Kさん…1尾 35cm
【コメント】
今年7月以来の淀川釣行です。
7月の釣行では昨年よりだいぶんとウィード(カナダ藻やエビ藻)が増えてきていて、夏以降の特に秋なんかには凄くいい感じになって面白い釣りになりそう!
と思っていた、のちの9月。
各地を襲った台風18号がもたらした大雨で、淀川は歴史的な洪水に見舞われてしまいあらゆる物が破壊されてしまいました。
もちろん折角育ってきたウィードも根こそぎ流され、それどころか川岸などの風景も相当変わってしまいました。
昨年、国土交通省さんによる環境美化と銘打って河川敷のあちこちの木々が伐採され、岸際に冠水していたブッシュも減り、木々が無くなったことでシェードも減ってしまいました。
この事で魚は愚か、元を辿ればプランクトンにも影響が出てしまったんじゃないの?って私自身思っていたんですね。
これって淀川の生物にとっては非常にリスキーな状況です。
今シーズンに入った時、今年の淀川はストラクチャーが半減したことで魚が身を寄せる場所に異変が起きるんじゃないか?と心配していました。
そんな中、ウィードが育ってきてくれていたのは嬉しい誤算でした。
釣りをゲームとして捉えると、ウィードが有るのと無いのとでは楽しみが随分と変わってきますからね。
だからこの秋は凄く楽しみにしていました。
それが台風18号の洪水で、その楽しみはもろくも崩れ去りました。。
それどころか、地形も変わり、魚や甲殻類も恐らく相当数下流へ流れてしまったと思います。
もちろんプランクトンにも異変が生じている可能性も否めれないかと…
一段と淀川での釣りは厳しい状況になってしまったと落胆してしまいました。
のっけから釣果の話からずれてしまいましたが…洪水で河川敷公園が閉鎖された事もあって、なかなか実際の状況を見たくてもボートを出せなかったんですがようやく今回出すことができました。
釣行前日の早朝、寒気が入ったことでこの秋一番の冷え込みに。
なんとか日中は気温も上がり、夜からは温かい雨が降ってくれたので最悪の状況は逃れられてた感はありました。
夜からの雨は朝に雨脚が強まり、ちょっと不安になりましたが徐々に回復。
雨が小雨になるのを見計らって出廷です!
AM10:30遅めの釣行スタート。
水温14.8℃
さすがに水温も落ちてきました。
濁りはステイン。釣れそうな色です。
流れはほどほどってところ。
風はなし。。
状況が状況だし、釣りする時間も実質5時間半と限りがあるので、秋にいいエリアを数箇所に絞って見て行くことにしました。
ボートを出して景色を見渡すと、伐採されず残っていた木は根っこからもぎ取られ倒れていたり、岬状の形状や水中のハンプの姿が変わっていました。
今回の洪水は凄い破壊力です。
そんな中、ディープ隣接のシャローフラットをまずチェック。
やはり以前から地形が変わっていました。
反応無くアウトサイドベンドの消波ブロックエリアへ。
さすがに消波ブロックは健在!
水中深くにある消波ブロックに魚らしい影が魚探に映ります。
でもまず狙いはシャロー。
クランクベイトやスピナーベイトを巻きまくります。(たまにはライトリグを入れたり^^;)
朝はローライトで良いポイントなんかは釣れそうなんですがアタリすらありません。
やっぱり、個体数が減ったのかな???
それとも単に喰いが渋っているのかな???
消波ブロックエリアは広域なので水当たりが強くなる辺りまでで見切ります。
次は庭窪ワンドエリア
ここは秋の実績が高いエリアです。
広大なシャローエリアとなるワンド側は水深1mを切っていますがチャンネル側はガクンと水深が深くなります。
まずは浄水場の取水口。
ここはブレイクが絡んだマンメイドストラクチャ。
私はシャッドを投げてタダ巻き&時折ジャーク。
でもアタリません。
同船者のI.Kさんはダウンショット。
そのブレイクとストラクチャに絡んだポイントでI.Kさんにバイト!!!
35cmのベイトを食った綺麗なバス。
魚はブレイクに絡んでいる様です。
魚探にもわずかながら魚影が映るので、シャロークランクでブレイクの角アタリを探ります。
I.Kさんはスピナーベイト。
しばらく流すと、そのブレーク上の角付近に流された木が何かに引っかかってます。
秋ですから普通はこう言うところにバスはついているハズです。ベイトも居てるしね。
そして…
じぇじぇじぇ!(笑)
そんなに素直に居ててくれたのね!!
それもデカすぎやしませんか?


52cm!!
Rod:ファイナルディメンションTS1610MLF
Reel:07メタニウムMg(DUELクイックショット/12lb.)
Lure:シャロースモーキンシャッド(スタンフォードルアーズ)
あの洪水から身を守ってました。
でもシャロー側はこの流木だけ。
本来覆い茂っているウィードも何もありませんから。
シャローは撃つところが限られているので、ブレークをディープクランクで狙います。
1バイトありましたが乗らず。。
反応が無くなったので下流域へ。
淀川名物テロップ(堰堤)エリア。
水当りの加減を加味して狙う箇所を絞ります。
そして、このエリアに入って早速バイト!!
テロップの先端フィッシュ!
どうやら高低差がある所が良さそうです。
今回もアクションカムをヘッドバンドに取り付けて撮影。
バイト後の撮影開始!
因みにサイズは42cm!
この調子で!
と思っていましたが単発でしたね。。
でも、バイトが深くて秋って感じでしたよ。
このテロップエリアもどうにか洪水に打ち勝って残っていてくれました。
よかった。。
淀川の水中堤防
その後下流域の消波ブロックエリアを流しましたがノーバイト。
旧護岸跡周辺のハンプを見たかったんですが洪水で削れてしまっていました(T_T)
城北ワンド
ここもかなり地形が変わってしまっていました。
冬から春の間に何らかの影響がでそうな程です。。。
そんなこんなで、良いバスと出会えましたが完全回復する日までは相当時間が掛かりそうな気配を感じました。
[Tackle No.1]
Rod:ファイナルディメンションTS1610MLF
Reel:07メタニウムMg(DUELクイックショット/12lb.)
Lure:シャロースモーキンシャッド(スタンフォードルアーズ),ウイグルワート(ストーム),RC2.5(Lucky Craft)
[Tackle No.2]
Rod:ファイナルディメンションTS1610MF
Reel:アンタレスDC(DUELクイックショット/12lb.)
Lure:マッドペッパーマグナム(ティムコ)
[Tackle No.3]
Rod:SEITENマイクロカスタムMC-68L
Reel:CURADO51E(GOSEN RELOADED BASS Type-FC/8lb.)
lure:5.2gテキサス+Donkey BOO(NOIKE)
[Tackle No.4]
Rod:ファイナルディメンションTS160L
Reel:13メタニウムHG(DUEL サイバーフレックス/10lb.)
Lure:シャッディングX75sp(Megabass)
[Tackle No.5]
Rod:ファイナルディメンションTS172MHPF
Reel:07メタニウムMg7(GOSEN RELOADED BASS Type-FC/16lb.)
Lure:1/2ozラバージグ+ビッグエスケープツイン(Nories)