今年の初釣りとなった琵琶湖南湖。
本来、Sさんと淀川へ行く予定でしたが風邪をひかれたので中止。
ワタシはピンピンしている上、暇だったので一人で南湖に行くことにしました。
暖冬の影響で琵琶湖も例年よりかなり水温が高いとの事だったので少々期待。
それに魚探の調子悪さを再確認するのも兼ねての釣行となりました。
前日にSさんに「南湖行っても最近釣りしてないし途方に暮れそう・・・」と洩らしたところ、「では秘策を教えましょう」と有り難いお言葉が!!
それは“ディープクランクのサスペンドチューン”。
肝はシャッドのスローフローティングを更にアピールを高くしたイメージ、そしてより遠くへ飛ばし広範囲に投げまくり・・・
「コレに出たバスをデカイ!」との事。
さて、実際何処でどのように使うか・・・?
それは後ほど記するとして。。
早速、良きアドバイスを元に家でディープクランクに鉛を貼り付け、水槽でサスペンドするか調整!
すると水槽の中の魚たちがそのクランクに「バイト!!」

んな事する訳ありません

で適当に調整でき実釣に期待を胸膨らませたのでした。
翌朝5時過ぎに起床。かなり久しぶりの早起き。起きれたことに自分自身驚きました。
それから何だかんだ用意して南湖にボートを浮かべたのが8時過ぎ。
手袋の片方が朝一はめて車に乗り込んだはずなに、無くなってしまっているのを現地スロープで発覚!
探していたら出廷が遅くなっちゃいました。
結局見つからず、予備の手袋がたまたまあったので助かりました・・・でも何処にいったんやろ??
いざ、出廷したものの既に湖には南西からの冷たい風がちょっと強い

でもその内落ち着くだろうと思いながらスロープ付近の岬のやや沖目からスタート。
もちろん選んだルアーは“サスペンドディープクランク”
広範囲に投げ、引っかかれば止めて、外す・・・をイメージしキャスト。
早速投げて、巻いて、引っかかるものの、その引っかかり方がワカメっぽい。
案の定クランクにくっ付いてくるのはトロロモ。
どうもこの付近は沖目からインサイドまで良いウイードが残っていない。
水温は7.8℃くらいと噂どおり高くて釣れない温度ではないんですが環境が良くない。。
早々に移動し、ワタシが好きなエリア「KKRマリーナ」沖にボートを止め、そこにあるミオ筋をインサイドへと流していきました。
水深はミオ筋の上が2〜2.5m、下が3〜3.5m。
上のウイードを狙うとやはりトロロモがくっ付いてくるのですが下は綺麗な「カナダモ」がクランクを絡めるとくっ付いてきました。
(ルアーはもちろんサスペンドディープクランク)
冬だと言うのに枯れていない・・・
また、やや沖目のミオ筋のボトムではこれまた綺麗な「エビモ」が切れてくっ付いてくるんですよね。
魚探にも「エビちゃん」のスマートなシルエット

が映るのが確認できました。(魚探、イケるやん!)
エビモは名の通りエビが好む水草なので期待大!
しかし・・・

ルアーを操れないほどの強い南西風。
朝から風が落ち着かないどころか強まってきた感じ。
広い湖だもんでボートをステイさせているつもりでも、変化の無い周りの景色に騙され気づかないまま風で流されていく・・・
折角のサスペンドチューンも効果なしです。
ピンポイントでエビモに喰わせのワームでも入れたい所でしたが絶対無理…な感じで、やむを得ずディープクランクを投げていました。
引っかかったらリールのクラッチを切ってるってな感じで。
だいぶんとこのエリアでダラダラと粘ったんですが結局アタリすらなく、ストレスを感じてしまうだけで終わってしまいました。
因みにこの付近の水温は8〜8.3℃。
本来ならもっと北上して水温を知りたいところだったんですが何分南西の風があるので北上をあきらめ、浜大津方向へと南下しました。
もちろん風裏を意識しての行動です。
到着した場所はにおの浜。
水色がやや白濁りしていたのが気になったんですが取り合えず風もそれほど無くまともに釣りができる様な雰囲気。
それに水温がなんと9℃超え!
このエリア特有の温排水が影響しているのかな?
で、早速実釣と思いきや・・・
エレキが動かない!

フットを踏んでも動かない!!
「え、エレキがつぶれた・・・

」
フロントデッキをめくり、何だかんだ調べていると原因発見!
エレキの電源接続用に防水コンセントを利用しているのですがその部分の結線が荒れた中の走行だったので緩んで外れていただけでした。
トライトンを買う予定をしているところだったのであわゆく買えなくなるところでした・・・よかったよかった

エレキが復活したところで水深3mラインをメインに実釣を開始。
ディープクランクを巻いて何かに絡むと止める。そしてリーリングあるいは少々煽り気味で引っかかりを外す。
その繰り返し。
ただよろしくないのは引っかかってきたウィードのほとんどがマツモ。
マツモは自分の中ではあまり効果がないイメージを持ってしまっているのです。
何故か??水槽にマツモを植えていた時期があったのですがそれにはあまりエビちゃんが集まってこないんですよね。
魚もあまり。たぶん葉一つ一つが細いからなんじゃないかな?
あくまでもワタシのイメージだけなので、間違っていたら教えてくださいね!
とは言うもののインサイドに行けば、カナダモが引っかかってくるので、そう言うところを重点的に狙ってはみたんですがね。
全く反応がないんです。
ところでこの辺りでまた大きな問題が発覚したんです。
におの浜に入ってから何となく感じていたんですがやたらとクランクのウイード抜けが良かったんです。
引っかかって、止めて、ゆっくり巻くとブルブルとウォブル感が感じ取れたんですよね。
それもそのはず。
サスペンドチューニングしていた鉛が剥がれて無くなっていたんです・・・

いつ外れたのか全く気づかないまま投げていたって事になるんですがホント恥ずかしい話ですよね。
これから気をつけます・・・
その後、投げるルアーがなくなってしまい腑抜け状態になったんですが持参していたルアーで一番深く潜って、サスペンドして、アピールが高いルアはDUELのSH−75(サスペンドチューン仕様)だけでした。
それでもベイトタックルでは潜らないのでよりそれを稼ぐためスピニングに持ち替えました。
でも感覚が合わなくて集中力も途切れてしまいましたよ。
気分を変え、におの浜を後にし浜大津の一文字付近の水深3m前後のウイードを狙うことに。

しかしながらここでも反応が無い。
そうこうしていると、アルミボートに乗ったお兄さんが「すいません、写真撮って頂けませんか?」って近寄ってこられたんです。
ライブウェルから出したバスはプリプリの50cm弱。
におの浜に流入する総門川付近でスピナーベイトに出たそうです。
彼は「たまたまの交通事故です。」と謙虚に言われてましたがやっぱり水温が高いエリアには喰ってくるのが居てるんだと感じた次第です。
15時前くらいに、ふと赤の井に立つ風車を見てみると、「風車が止まっている!」
風がやんだ!とばかり北上

それも束の間、走行中徐々に船体に波がバンバン当たりだし、北からの波に変わってきてしまいました…

どうにかKKRマリーナ付近に辿り着きましたが今度は北寄りの風に向きを変えてしまっていました。
風車が止まっていた時はちょうど風向きが変わる瞬間だったようです・・・
まったくついてませんね。
その後は言うまでも無く釣りにならず釣行終了。
帰りの走行も船体がバンバン。
アルミがつぶれる〜〜
【ちょい荒れの琵琶湖】今回は思い通りに行かない、歯車が噛み合わない釣りとなってしまいました。
次回に期待したいもんです

。
DATA
【天候】
晴れ
最低気温0℃
最高気温11.8℃
南西3〜5→北西3〜4
水温7.7〜8.1℃(唐崎、浜大津)9.1℃(におの浜)(HONDEX HE-57C)
【釣果】
0匹
【主なタックル】

ROD:Gルーミス CBR783
REEL:アンタレスDC7
LINE:DUEL X-TEX 12lb.
LURE:ディープクランク(SPチューニング)

ROD:デストロイヤーF7-77X
REEL:メタニウムmg
LINE:DUEL PE25lb.
LURE:ダイナゴン

ROD:ロードランナー 620MLSB
REEL:TD-X 2506C
LINE:クレハR-18 6lb.
LURE:DUEL SH-75SF(SPチューニング)